【魂ほどき】家族のためならおいしいご飯、自分のためなら 納豆ごはん

いつも人を助けていました。
悩みを打ち明けられれば、話を聞いて自分のことのように解決策を探し、
体調が悪いと聞けば、食料品をもって駆けつけ、
怪我をしたと言われれば、病院に付き添ったり。

でも、自分のためのご飯を作るのは嫌なんです。
面倒くさいんです。
って言う。

人のためなら、もっともっと面倒くさいと言われそうなことも、積極的にできるのに、
自分のためには動けない。
そんな人でした。

家族がいれば、ご飯の支度は面倒くさくないんです。
でも、自分しかいなければ、納豆ご飯でいいかなーって。
そう言って彼女は笑いました。

物も捨てられないんです。
なんだかかわいそうで。
まだ使えるのに、こんなところで捨てられたら悔しいかな?とか考えちゃって。
変ですよね?私。

家は、お客さんが来てくれる場所は、スッキリさせて。
でも、捨てられないものの部屋があります。と。

魂ほどきで、彼女の奥をたどって行きました。
すると、ある時代の記憶が浮かび上がってきます。
その時、彼女は男性でした。
そこで彼(彼女)は、
深い落胆を感じていました。

そして、こう思ったのです。
「欲しがってはいけない」

さらに、
「人の痛みを引き受けなければならない」と。

その時から彼女の魂は、まるで試すかのように
「人のためにどれだけ自分が犠牲になれるのか?」
というテーマを抱えるようになりました。

その瞬間、彼女の「捨てられない理由」が、
私は少しわかった気がしました。

欲しがってはいけない。
人の痛みを引き受けなければならない。
だから、
自分のためには動けなくなっていたのかもしれません。

魂ほどきでは
これらの、過去の出来事やカルマ、彼女がした決意や想いを
消し去るのではなくて、良い方向へ変えていきます。

魂が想ったこと、決意したこと、は間違いではなくて、その時の学びです。
それを消し去るのではなくて、今の人生に良い影響を与えられるものに変えていく。
これが魂ほどきなんですよね。

私は彼女に、ひとつの言葉を伝えました。

「人を助けるなら、自分は後ろへ」

その瞬間でした。
穏やかに笑っていた彼女の目から、
突然、涙があふれだしたのです。

ご自分でもびっくりしたみたいで、
「ごめんなさい。私。」というので、
身体がそこで反応したんですよね。
と言いました。
頭で理解したというよりも、もっともっと深いところで分かったんですね。

彼女から、嬉しいご報告が来ました。
「すごいんです!私、自分のことをするのが億劫じゃなくなりました!
自分一人のためにも、ちゃんとご飯作れるし、認めてあげられた感じがします。
それに、ものも普通に捨てられるようになりました!
家が、もっと居心地よくなりました。」
とのこと。

でも、それだけではなかったんです。
「お仕事で、プロジェクトを任されたんです。
上司にも君ならきっとできるよって言ってもらって。
同僚も、協力すると言ってくれて、サイコーのチームなんです。
これって魂ほどきのお蔭ですよね?」
というご報告でした。

その報告を聞いた時、
私は、本当にうれしくなりました。

頑張って、
頑張って、
ずっと人のために生きてきた人が、
やっと、自分にも優しくできるようになった。

魂ほどきは、
何かを無理やり変えるものではありません。

その人の魂が、
長い間抱えてきた想いを、やさしくほどいていくもの。

だからなのかもしれません。
人は、頑張らなくなった時ほど、その人らしく花開いていくのだと、
私は最近、何度も感じています。

人は、本当はもっと自由に、
もっと軽やかに生きられるのかもしれません。

でも、長い間抱えてきた想いが、知らないうちに、
その人をそっと止めていることがあります。

いままで、頑張りましたね。
これからは、頑張らなくても、花開きます。
おめでとうございます!

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